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氷河期から着用され続けてきた最古の衣類 レザージャケット
氷河期から着用され続けてきた最古の衣類


1991年にヨーロッパの氷河の中から5300年前の男性のミイラが発見された。
茶色の目を持ち、すきっ歯で、刺青のあったミイラは、保存状態が良く、科学者たちに「アイスマン」と呼ばれ、
研究の対象となった。
そして、「アイスマン」は少なくとも4頭のヒツジと2頭のヤギを縫い合わせた革のコートを身につけていたことも判明した。

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革の歴史は、およそ200万年前の旧石器時代にまでさかのぼる。
氷河期に存在した人類の祖先は狩猟によって生活を営み、
食料として食べた肉の残った皮を寒さや衝撃から身を守るために衣類として着用しはじめた。
しかしながら、動物の皮はそのままにしておくと腐ったり、固くなったりするため、
乾かし、もみ、たたき、さらに柔らかくするため、魚や動物の油脂を塗る「脂なめし」、
煙でいぶす「くん煙なめし」、草木の汁に漬ける「植物タンニンなめし」などの技術が開発されていった。
そして、動物から剥いだ原皮である「皮」から、柔軟性や耐久性のある「革」ができあがった。


レザージャケットの誕生

レザージャケットのルーツはアメリカ先住民族が
神から与えられた自然の恵みを無駄なく最大限に生かすことから生まれた独自のレザー文化だといわれている。
彼らはバッファローの革を、今のレザージャケットの原型となるバッファローマントとして着用した。


1900年代初期に、バイク・車など電動の乗り物が登場。
1903年にはライト兄弟が飛行機のフライトに初めて成功し、
1914年に第一次世界大戦が勃発すると、飛行機が兵器として進化すると共に、
飛行速度と飛行高度が上がった。パイロットにとって上空の寒さは厳しかったため、
その防寒の為、航空衣料委員会が設立され、
本格的にフライトジャケットの研究・開発が始まった。
ここで登場したのがB-1、B-2といったフライトジャケット。

機能性に富んだフライトジャケットは、バイク乗りにも広まり始めた。
1930年代には、ボタン留めからジッパーを採用し、今や定番となったB-3、B-6が登場した。

そして1931年、バイクメーカーのハーレー・ダビッドソンが
初めてシングルライダースジャケットを発表。
これがライダースジャケットの誕生。

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1939年、ダブルタイプの原型といわれる「アビエイタースタイル」のライダースジャケットが登場。
前部分に5つあるジッパー付きポケットなど、画期的かつ機能的なアイデアは現代にも通じている。


その後は、他のメーカーからも発売される事となり、
現在ではバイクに乗るときだけに着るものではなく、
日常的なファッションアイテムへと進化を遂げている。


牛や羊などの本革を使用したジャケットは、使い込むほどにしっくりとなじみ、
独特の「味わい」が出てくる。
同じデザインであっても、同じ革は他に存在しない。
自分に合った一枚を選んで、長く愛して着続け、時間をかけ自分色に染めてもらいたい。


アイスマンの研究が進むにつれ、衣類の大部分はウシとヤギ、ヒツジからできているが、
レギンス(ボトム)はすべて、牛革よりも薄くて強く耐摩耗性が強く、
現代では高級靴などに使用されるヤギ革だったということがわかった。

こうした発見は、氷河時代から、すでにファッションの文化が生まれつつあったということも示唆している。


【サルトリパーロで仕立てたレザージャケット】

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【2018/08/24 13:57 】 | オーダーレザージャケット | コメント(0) | トラックバック(0)
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