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バーバリーのトレンチコートのお話
魔女のクロゼット

【1月14日(木)放送】

1942年の名作映画「カサブランカ」

”It had to beyou,
 
 I wandered about and finally found ”

きみだったんだ・・・探していたのは。

ハフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンとの結ばれぬ恋物語。

この映画でハフリー・ボガードことボギーが着ていたトレンチコートは

ファッション界に大きな影響を与えました。

ボギー=トレントコート=ダンディズムの象徴と

いわれるようになったのもうなずけます。

トレンチコートといえばバーバリー。

今日はそのバーバリーヒストリーをちょいとご紹介。

創業者は トーマス・バーバリー

今から145年前 21歳で服地屋さんをオープン。

ブランドスタートのきっかけは ある街医者の一言。

「雨の日に重いレインコートを着て往診するのはつらい。

 レインコートを着るくらいなら ずぶ濡れの方が健康に良い」

当時のレインコートはゴムでつくられていました。

当然重く 通気性もなかったのです。

長靴を全身にまとっているようなものです。

そこでバーバリーは軽くて防水効果のある生地を考えます。

そして 農民が汚れを防ぐため服の上に羽織っていた上着をヒントに

耐久性・防水性に湯ぐれた新素材を開発しました。

バーバリーはこの生地をギャバジンとなずけました。

その生地で作ったコートは

イギリスのエドワード7世や

人類で始めて南極点に到達したアムンゼンなどにも愛用され 

レインコート=バーバリーと呼ばれるようになります。

その後第1次大戦中に 英国陸海軍に正式採用され  

50万着以上着用されたコートのデザインが今のトレンチコートです。

トレンチとは 塹壕(歩兵が砲撃や銃撃から身を守るためにつかう穴や溝)という意味です。

そのトレンチの中で雨やさむさをしのぎ戦闘しやすい作りが基本になっています。

特徴とも言える 両肩のショルダーループは銃や双眼鏡をかけるため

ウエストベルトのDリングは 手榴弾をかけるため

衿のストームフラップという前の肩についている共布を重ねた布は風を防ぐ為。

そんな戦闘モードのディテールが

そのまま現代に デザインとして受け継がれています。

安室奈美恵ちゃんが着用して日本で爆発的にヒットした

バーバリーチェックは1924年にコートの裏地としてデザインされました。

最近では傘やマフラーなど様々なアイテムがあります。


そんな長いヒストリーを持つバーバリーのトレンチコートは

年代とともに風格がでてくる独特の雰囲気があります。

最近はショート丈が多く 

ロングのトレンチコートを街でみかけることは少なくなってきましたが

長く着るなら 正当なロングのトレンチコートをぜひ貴方のクローゼットに

加えていただければ・・・と思います。


■バーバリー織で仕立てたショートトレンチコート

IMG_7726-mini.jpg

■ワンランク上のスペインシープで仕立てたロングトレンチコート

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2010-0113a.jpg


【2010/01/14 11:35 】 | タッキーの魔女のクロゼット | コメント(0) | トラックバック(0)
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