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プラダを着た悪魔とプラダの歴史
1月28日放送

プラダを着た悪魔

ご覧になりましたか?

物語は ジャーナリスト希望のアンディが 

ひょんなことから 

NYの一流ファッション誌の 

編集長アシスタントになったことから始まります。

超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、

まさに「プラダを着た悪魔」でした。

ファッションに全く興味のなかった彼女が 

高級ブランドを身につけ日に日に 

セレブリティな女性に変身していくシンデレラストーリーは

世の女性人から強い支持を受けました。

実はこの映画にでてくる悪魔の編集長は 

アメリカのファッション誌ヴォーグの編集長

「アナ・ウインター」がモデルだといわれています。

アナは15才から出版社で働きだし 高校を中退。 

後 編集アシスタントから たたきあげで 

38歳の時 ヴォーグの編集長まで成り上がった女性です。

ただいま公開中のドキュメンタリー映画 

「ファッションが教えてくれること」は 

そんな彼女の素顔がみれるお薦めの映画です。


そして このプラダを着た悪魔ですが

実は この映画にはシャネル・グッチ・ドルガバ・ヴァレンティノなどなど

数々のブランドが出てきます。

なのにプラダをタイトルにつけたのは 

このブランドの持つカリスマ性なのでしょうか?


そこで今回はプラダの歴史をちょいとご紹介。


プラダは1913年 マリオ・プラダが、

世界中から集めてきた一流品を

貴族向けに販売するショップを

ミラノにオープンしたのが始まりです。

そして 逸品のバックやネックレスに使用されていた

ワニ革やオーストリッチ、クリスタルなどを ふんだんに使い 

オリジナルのカバンや小物をデザインします。

その商品は

「あーらエレガントでハイセンスじゃなーい」と

セレブマダムに賛美され 

プラダはデザイナーとしての名声を手に入れていきます。

しかしながら 動物愛護の運動が高まり デザインの流行も変わり

1958年に彼が他界したあとは 全くの無名ブランドになってしまいます。

そんなプラダを救ったのはマリオの孫娘である 

ミウッチャ・プラダ。

政治学で博士号を取得したミウッチャは 

パントマイムの勉強をし、共産党に入り、

女性解放運動の先頭に立っていましたが

母親に頼まれて 気乗りのしないままファミリービジネスに参加。

彼女はデザインを専門に習ったわけではありませんが

ファッションの世界に転じてからは、新たな才能が開花。

独特のデザインと商業センスで大幅なリニューアルを遂げ 

モード界に一躍踊り出ます。

そして旅行バック用に使用していた

工場用防水ナイロン生地ポコノと革を併用したバッグは

革の取り扱いに悩まされていた

若手キャリアウーマンやスーパーモデルたちの注目するところとなりました。

日本のOLの間でも爆発的なヒットを遂げ 大ブームが巻き起こりました。

(黒に三角のプラダのマーク。懐かしいですね。)

現在 バックブームはピークを過ぎたものの、

上流階級の洗練と女性デザイナーならではの温かみ、

そして常に新しい素材・加工を追い求める姿勢で

ミラノモードの最前線に立っています。


前回お話したバーバリーも 

農作業中に着用していた素材からヒントを得たバーバリー生地の発明で

現代も愛されるブランドへ。

ココ・シャネルもジャージー素材を使用して 

機能的なスーツをデザインして今に至ります。

世界に愛されるブランドとは 

ダイヤやゴールドなどをふんだんに使った 豪華絢爛なものでなく

洗練されて 機能的であることを求め続ける

職人肌から生まれてくるのかもしれません。


ミウッチャ・プラダはこう名言しています。

私は「プラクティカル(実用的なこと)」にとても関心があります。

アートでさえ、私にとってはプラクティカル。

自分の人生にとって大切なこと、という意味ではアートもそうでしょう?

あらゆるものは人の心に溶け込み、人生に溶け込むべきです。

つまり、プラクティカルであることは、人生を生きることなんです”

そして

「ファッションは大好き。でも自分のすべてを支配されるようになっちゃだめだと思う。

人生の素敵な一部分だけど、たんに娯楽であるべき」

【2010/01/28 10:59 】 | タッキーの魔女のクロゼット | コメント(0) | トラックバック(0)
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