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ブランドヒストリー ヴィヴィアン・ウェストウッド
2010年4月22日放送
ブランドヒストリー

「ヴィヴィアンウエストウッド」

ヴィヴィアンウエストウッドといえば 

王冠と地球のロゴマーク。

このマークには 彼女の象徴であり、

伝統をもって未来を作るという信念がこめられています。

イギリスのパンクファッションの火付け役とも言える

ヴィヴィアンウエストウッド。

そのデザイナーヴィヴィアン・イザベル・スウェアは

1941年4月8日 イギリスのダービーシャーで生まれました。

17歳で 両親とともにロンドンへと移住。

小学校の教師をしていたヴィヴィアンでしたが 

1971年にマルコム・マクラーレンと出会ったことから

その人生は大きく変わります。

ヴィヴィアンとマルコムは、共にデザインを始めるようになり

キングスロード430番地に 彼

女らのアイデアとデザインの詰まったショップ

「Let it Rock」をオープン。

当時のファッショントレンドはヒッピー。

イギリスのラジオではロックンロールミュージックなど

耳にすることがないその時代、

“レット・イット・ロック”では

50年代のロックンロールのレコードと

ウエストウッドがデザインするパンクロックに影響を受けた

ジップやチェーンが施された洋服やスローガンの入ったTシャツ。

たっぷりとした長い上着に 

だぶだぶで膝から下は極端に細いパンツの

ズートスーツなどを並べました。

そして1976年 

二人は ショップの従業員や常連客とともにパンクロックバンド 

セックス・ピストルズをプロデュースします。

このバンドの爆発的な人気とともに

ヴィヴィアンがデザインしたSMをとりいれた

前衛的な衣裳にも注目が集まります。

これが景気となり ヴィヴィアンウエストウッドは、

イギリスのアヴァンギャルドの象徴となり、

パンクファッションの仕掛け人として有名になりました。

1984年。 

ストリートスタイルや若者のカルチャーが

ヴィヴィアンの世界を模倣することをやめたのを機に

彼女は 17世紀の生地や 18世紀のアートの中に

インスピレーションを感じ 

ヨーロッパの伝統的な文化を取りいれたデザインへと変貌を遂げます。

パンクからエレガントへ・・・。

その独創的なデザインセンスは

セレブからストリートの若者まで 

幅広く愛されていきます。

現在に至っては

"オートクチュールとも呼べる高度なテクニックに裏付けられた服作り"

と高く評価され

2006年には、エリザベス女王から栄誉ある称号を与えられ、

イギリスを代表するデザイナーとして不動の地位を確立。

これは 反体制的なスタイルを提案してきた彼女が

体制の象徴とも言える王室から成功を授けられるという 

ちょっと皮肉なことでもありました。

この授与式の際、バッキンガム宮殿の外で、

下に何も着ていないスカートをめくり上げて、

パンク魂を証明したあたりが さすがヴィヴィアンです。

日本では 映画NANAの中で 主人公演じる 

中島美嘉さんが装着したことで 

若い世代に爆発的な人気を得ています。

2010年4月8日。

彼女の人生のパートナーとしてキーパーソンだったマルコムが

スイスの病院で死去。64歳でした。

マルコムの死を聞いたヴィヴィアンは、

「私は マルコムと恋に落ちました。当時もそして今も彼を美しいと思っています。」

と 追悼の言葉を述べました。

そんな悲しみに沈む彼女の横には 

彼女より25歳年下のアンドレアス・クロンターラーが

夫として寄り添っています。


「私には、人々が正しいと感じていることに常に反発する 特別な時計が備わっています。」

自らが言うとおり ヴィヴィアンは 

トレンドというものに全く惑わされることなく、

今後も独自の情熱と姿勢で、

更なる飛躍を続けていくことでしょう。

わたしたちは これからも それを楽しみにしています。
【2010/04/22 11:01 】 | タッキーの魔女のクロゼット | コメント(0) | トラックバック(0)
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